オカンの最初の入院

スポンサーリンク
オカンの最初の入院 介護

時を戻すところ、5年前の夏、携帯に電話がありました。

「もしもし。どした?」
おかんが「なんかしんどいねん…」
「なんかしんどい言われても…
    どないしんどいん?」
「ちょっと病院連れて行ってくれへんかな?」
23:00頃だった深夜、普段通っている近くの診療所はもちろん時間外。
「救急病院行こうか?」
「頼めるかな?」
「今から向かうから小1時間ほどかかるけど待っとき」
と電話を切り、実家に向かいました。

言っちゃー悪いのですが、近くにある救急病院は昔からヤブで有名なので、あまり気が進まない病院ではありました。

どうしんどいのか分からないまま、とりあえずオカンを0:00頃到着、車に乗せ救急病院に向かいました。
受付の人が1名、看護師さんが2名ほど待機していましたが、深夜の病院だけあって、暗く静まりかえっていました。
20分ほど待たされ、オカンと一緒に診察室へ。
若い女性の研修生らしき中国人の先生でした。
日本語がおぼつかず、ちゃんと伝わっているのかもやや不明ではありましたが、とりあえず検査とのことです。
血液検査、心電図、レントゲン。

結果が出るまで1時間ほど待っている間、オカンはベッドで横になっておりました。
その間、私もすることなくスマホいじりです。
オカンはオカンで
「家に帰る」とか我がままを言い出し起き上がろうとするも、寝ておくようになだめること数回、つかつかと看護師さんが向かって来たと思ったら、
「ご家族の方ですか?」と看護師さんが私に問いかけました。
「あ、はい…」
「今から入院手続きに入ってもらいますね」
「え?」
「血液検査の結果、この数字が異常に高くて…」とカリウムの項目に指をさしながら、
「高カリウム血症かと思われますので、放っておくと命に関わりますので今から入院してもらいますね」
と聞いている途中、向こう側ではもう一人の看護師さんが点滴の準備と何やら機械を持ってきました。

「オカン、入院せなあかんねやて」
「それは困るわ、家帰らんと…」
「命に関わるらしいから入院せなあかんねやて」
「うーーん」
と半分納得はできなかったようですが、とりあえず入院決定です。
とりあえず、入院手続きをしている間も、何度か看護師さんに「家に帰る」と繰り返していたようです。
点滴が終われば、病室の方に向かう流れだったのですが、しばらく待合室で私は待っていたのですが、ややしんどさは無くなってきたのかオカンがトイレに向かう姿がチラッと見えました。
ベッドからトイレまではほんの数十歩てところなのですが、看護師さんがなにやら慌ただしくなりだし、どうしたのかと尋ねると、オカンがおらん、とのこと。
一緒に探そうかと思ったら、エレベーターが「チーン」と鳴り、扉が開くと点滴をぶら下げながらのオカンと上に控えていた看護師さんが乗っていました。
どうやら、トイレから出た途端に迷ったっぽくエレベーターに乗り、上に上がってウロウロしていたそうな。

困ったもんじゃ…

「このまま病室に向かいますので家族の方は帰ってもらって結構ですよ」
と言われ、会計を済ませ一旦は家に帰ることにしました。
朝方になろうかという時間でしたが、ちょっとでも寝ておかないととベッドに入ったのですが、その後数日後、色々事件が起きるのでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました